冬枯れ肌よ、さようなら!「うるおい肌育」のポイント
―乾燥シーズンだからこそ、保湿と紫外線対策を見直すタイミング―
“肌ストレス”と“冬枯れ肌”
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この季節の最大の敵は、湿度低下による水分蒸散の増加。外気が乾燥すると、肌の水分はどんどん奪われ、角層のバリア機能が弱まりやすくなります。さらに、屋内外の温度差や暖房の使用は、肌にとって大きなストレス。これらの環境ストレスが積み重なると、肌細胞の内部では“ストレスホルモン”が増加し、細胞機能や角層ターンオーバーの乱れ、乾燥感、敏感トラブルの原因に。外からの乾燥+内側のストレス反応という二重の負荷にさらされている肌が、“冬枯れ肌”なのです。
湿度変化が“肌の水の通り道”を乱す —— アクアポリンという存在
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冬の“肌のゆらぎ”は、単なる乾燥だけではありません。近年の研究により、湿度の増減が肌細胞にストレスを与え、表皮細胞の水輸送チャネル「アクアポリン(AQP3)」の機能を乱すことが知られています。AQP3は、水分とグリセロール(肌の天然保湿因子の一種)を細胞内外へ運ぶ「水の通り道」。つまりAQP3が乱れると、水分保持力の低下、バリア機能の乱れ、乾燥・くすみ・肌荒れといった冬特有のトラブルが起こりやすくなるのです。 湿度が低い日はもちろん、暖房の効いた室内 ⇄ 冷たい屋外といった 急激な湿度・温度変動 も肌にとっては大きなストレス。これらが蓄積すると、AQP3の働きが鈍り、肌はますます“乾きやすい状態”に陥ります。
今こそ「保湿の基本」を見直すタイミング

冬本番での乾燥シーズンは、肌が最も助けを求めている季節。だからこそ保湿ケアの「質」が問われます。
1. 水分をしっかり届ける(補水)
ヒアルロン酸、アミノ酸など、肌に水を“運び込む”性質を持つ成分を取り入れましょう。
2. 水分を抱え込む(保持)
AQP3が乱れやすい時期は、グリセロールや天然保湿因子(NMF)をサポートする処方が役立ちます。
3. 水分を逃がさない(保護)
肌バリアの皮脂量を維持し、乾燥ダメージで減りやすい角層脂質を補う。セラミドや植物由来のエモリエント成分が鍵に。
これら3ステップが揃うことで、“うるおい肌育”が整います。
乾燥×紫外線=冬のダメージ加速コンビ

意外に見落とされがちですが、冬も紫外線は確実に肌を刺激しています。
特にUV-Aは季節を問わず降り注ぎ、
- 真皮のコラーゲン損傷
- 乾燥肌のさらなる悪化
- バリア機能の低下
を引き起こす“静かな破壊者”。乾燥で弱った肌には、紫外線のダメージがより深刻に届いてしまいます。だからこそ、冬でも 「保湿 × 紫外線対策」はワンセット。どちらか片方では肌を守りきれません。
今日から始める「うるおい肌育」習慣
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- 洗いすぎず、優しく汚れを落とす → “泡洗顔”を心がけましょう
- お風呂上がりの“3分以内保湿” → うるおい肌を維持する意識が翌日の美肌を育みます
- グリセロールやセラミドなど、角層ケア成分を意識 → 天然植物油のオーガニック石鹸(コールドプロセス製法)にはグリセロールが満載
- 加湿器を活用してお部屋の乾燥対策 → 湿度の目安は40~60%
- 冬でも日焼け止めを“しっかり継続使用” → 二度塗りを心がけましょう
冬枯れ肌は、少しの工夫で大きく変わります。環境変化に負けない、揺らがない「うるおい肌」を一緒に育てていきましょう。

