健康とスキンケア
健康とは?
「健康」から何を連想しますか?と聞かれれば、「心身ともに健康」と答える人も多いのでしょう。体も心も病んでいないのが健康の証と考えるのが一般的ですね。でもWHO憲章では、「健康とは、肉体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病又は病弱 の存在しないことではない。」 “Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.” と述べられています。自分の健康管理においては、心身の健康に加えて、3つ目の「社会的に完全に良好な状態」も意識することが大切です。
社会的な健康に繋げる“スキンケア欲求”
私たちは常に人や社会と繋がって生活しています。自分は人のため、社会のために貢献している、と実感すると心も満たされ、物事に前向きに取り組めることでしょう。でも、日常生活や仕事で自分は相手にどう見られているかと気にする場面も多いですよね。フェイス・トゥー・フェイスで話す際には身だしなみとともに(それ以上に)顔や手指などのスキンケアには注意を払い、好印象を与えたいと思ったりもします。つまり、スキンケアは “安全欲求”から“自己実現欲求” (マズローの欲求5段説より)までの全ての欲求に応える行為であり、その結果、自分に自信がもてて、社会的な健康の維持・増進につながるかもしれません。日々のスキンケアから心身と社会での健康を心がけてみましょう。